【わかりやすく解説】大企業に疲れ、辞めたいと思った人へ・・・すぐに辞めて転職すべき?

満を持して大企業に入ったものの、仕事が辛くて疲れてしまった・・・もう辞めたい。そう思ったら、まずはこの記事を読んでみてください!

いきなり辞めるのは得策ではない

大企業の人間関係に疲れてしまった・・・あるいは、大企業での仕事が辛い。。そういう悩みを抱えている人は多いと思います。

ですが、だからと言っていきなり辞めてしまうのは決して得策とは言えないでしょう。その理由はこれから説明します。

ただし、すでに「眠れない」「以前ほど趣味が楽しめない」などの症状が出ている方は、我慢せずにまず病院やクリニックを受診してください。身体がもう限界と訴えているサインです。。

ネガティブ理由の退職や転職は成功しないことが多い

いきなり辞めるのは得策ではない、と言った最大の理由はこれです。

例えば、人間関係がうまくいかないから・・・という理由で転職しても、行った先で良好な人間関係が築けるとは限りません。

仕事が辛い、やりがいがない、楽しくない・・・という理由も同じく、転職先などでやりがいのある仕事を与えられるとは限らないからです。

私の身の周りでも、大企業をネガティブ理由で辞めた人は、多くが後悔しています。

いきなり辞めることを考える前に、まずは辞めたい理由を考察し、それぞれに合った対処法を考えてみましょう。

ただし繰り返しになりますが、うつ症状などが出ている、あるいは眠れないなどのサインが出ている人は、以下の検討をする前にまず病院やクリニックを受診してくださいね!

辞めたい理由別;対処法

上司のハラスメントなど、人間関係に問題がある

上司や先輩にハラスメントや行き過ぎた指導をされて、悩んでいる人は多いと思います。

まずは身近な先輩や同僚に相談するのが一番ですが・・・、相談するほどの仲の人がいないということもあるでしょう。

もしあなたの会社が大企業、あるいはある一定以上の規模の会社であれば、部署も多いはずなので他部署にいる知り合いや先輩、もしくは大学や高校の同級生や友人など、会社外でもいいので相談してみましょう。

きっとあなたの味方になってくれるでしょうし、どうしたらうまく対処できるかアドバイスしてくれるかもしれません。

それに、話しただけで気が晴れる、ということもままあります。もちろん、毎回同じ人も愚痴を聞いてもらうと関係が壊れてしまうことがあるので、相手の話も同じように聞くか、複数の友人に相談するか、など少々工夫が必要です。

あるいは、労働組合に相談してみるのも手です。私自身労働組合で専従をしていた経験がありますが、まずは話を聞いてくれます。その後、あなたの希望に応じて、なるべく力になるように動いてくれるはずです。例えば上司を異動させたい/あなた自身が異動したい、などの希望があったときに、人事異動をさせる権限は組合は持っていませんが、状況を人事や上司のさらに上司などに説明し、異動の手助けをしてくれると思います。

仕事にやりがいがない、成長できる気がしない

こちらは特に20・30代の若い人に多い理由です。大企業に入ると、業務が細分化されていることが多く、プロジェクトのほんの一部しか携われないことも多いです。

せっかく希望の部署に入れたとしても他部署との調整や、書類の作成、資料の作成などに追われ、本当にやりたかった仕事ができない・・・というジレンマはよく聞きます。

ですが、大企業であればあるほど、お金の融通も効きやすく、中小企業と比べて規模の大きい実験や、システム開発ができたりします。

もちろんあなた自身が直接プログラムを書くような仕事は多くなく、どちらかというとトータルのシステム仕様を考え、他社さんにお願いし実現する、というような仕事がほとんどだと思います。

もし、もっとゴリゴリプログラムを書きたい!とか、電子部品を設計したい、図面を書きたい、という思いがあるなら、ひょっとしたらそれは大企業に向いていないかもしれません。大企業社員の高いアワーレートの給料を使ってやることではなく、むしろ全体を見て調整することこそに付加価値があるからです。

あなたが入社時、やりたかったこと・実現したかったことは何でしょうか?きっと、「○○システムを通じて社会に貢献したい」「自動車で世界を豊かに」など、大きな夢がある人もいると思います。これって、大企業でないと実現できないことだと思いませんか?

ここを整理したうえで、それでもやはり合ってない、というのであれば、あなたのやりたいことを明確にしたうえで、転職するとよいでしょう。

長時間労働など、ワークライフバランスが保てない

もしあなたの職場で長時間労働が蔓延していて、なかなか家族と過ごす時間が取れない、趣味の時間が作れない・・・などワークライフバランスが保てないという悩みがあるなら、まずはその悩みを上司に打ち明けてみましょう。負荷軽減や組織内での負荷平準化などに取り組んでくれるかもしれません。

ですが多くの場合、上司に言いづらい、言ったら出世に響きそう・・・という懸念があると思います。

ここもあなたがどうしたいか次第ですが、仕事よりプライベートを優先したい、というのが明確であれば、まずは上司に言ってみて、ダメなら異動希望、それもダメなら転職、というのもありです。

仕事もプライベートも全力で!というのであれば、在宅勤務などを活用して、どっちも全力投球することも可能です。大企業であれば制度はあると思いますので、ぜひ活用を検討してみてください。

自社に制度がない、あるいはあっても使える雰囲気がないという方は、リモートワークできる会社への転職も視野に入れてみてください。

給与に不満がある

企業規模やイメージのわりに給料が少ない・・・と思っている人も多いと思います。

ただし、転職してもすぐに増えるとは限りませんし、世間水準以上の給料をもらっているであろう大企業や一定規模以上の会社に勤めていれば、それ以上の給与UPを目指して転職するのはやや難しいかもしれません。

そんなとき、転職サイトで情報収集はしつつも、副業を始めてみてはいかがでしょうか。

私自身、副業としてこのブログ運営や、ココナラでビジネススキルを販売していますが、本業の傍らストレスなくできていい気分転換にもなっています!ココナラでの私の出品アイテムを載せておきますので、興味があれば見てみてください。

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また、どんな副業があるの?については、以下サイトが参考になります。他にも、「副業 一覧」などでググるとたくさん出てきますので、ぜひあなたに合った副業を見つけてみてください!

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出世できるかわからない、など将来が不安

大企業になればなるほど、ライバルの人数も増えて、出世できるか不安・・・もっと小さい会社に行って上のポジションを目指そうかな、という方もいらっしゃると思います。

それ自体は悪い考えではないので否定しませんが、昇進昇格以外にもモチベーションの源泉を持つことはとても大事です。規模の小さい会社に行ったからといって、必ずしも昇格できるとは限りませんよね。

そんなとき、上述した副業をやっておくことはとても大事です。自分の居場所を確保する意味でも、昇進昇格一本にモチベーションを頼るのは危険です。以下に関連記事を載せておきますので、よろしければこちらもどうぞ。

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まとめ;いきなり辞める前に、まずは要因別にできることを考えてみよう

ここまで書いてきたように、大企業が辛くて疲れた、もう辞めたい・・・と思っても、すぐに退職するのではなく、要因別にまずできることからやってみましょう。

その上で、どうにもならなければ転職・退職もやむなしだと思います。ただし、ご自身が本当にやりたいことは何か?というのを、改めて見つめ直してから行動してくださいね!

それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました。

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