出世できないとわかったら考えるべきこと4つ!

サラリーマンである以上、一度は考える「出世」。出世することが全てではないことは理解しつつも、せっかくサラリーマンになったのであれば、それなりの地位に昇進してみたい・・・と思ったことは、誰しもあるのではないでしょうか。

ですが、必ずしも思い通りにならないのが人生。特に出世競争は、自分の実力以外にも影響してくる因子も多く、狙って出世できる・・・というものではありません。

では、自分が出世できないとわかったら、どうすればよいか?について現役サラリーマンが説明します。

出世できないことは普通のこと

まず、出世できないと嘆いている方に考えてほしいことがあります。

どこまでの出世を望むかによりますが、一般社員から一つ上の、例えば係長クラスへは、努力次第で昇進できる人も多いでしょう。仮に8割が係長まではいけるとします。

では、その上の課長クラスへはどうでしょうか。会社の規模にもよりますが、同期の半分程度になってくると思います。

さらにその上の次長クラス、部長クラスになってくると、さらにその半分、下手したら1/10という確率に。。

係長0.8×課長0.5×次長0.5×部長0.1=0.02 です。

つまり、同期入社のうち部長に慣れる人は、2%しかおらず、残り98%の人はそれ以下です。

これが役員クラスとなると、さらにそのうち半分・・・などとなってきており、絶望的な確率となってきます。

学生時代でいうと、100人いる学年で、上位2位以内に入っていないと部長にはなれないことになります。学年が200人なら4位以内。乱暴に言うと、そのくらいの確率ということです。

しかも勉強では、努力次第で順位が伸びることもあるでしょう。しかし出世は実力だけじゃなく運要素も入ってきますので、自助努力だけではどうにもならない世界になってきます。

つまり、出世できない、ということはあなたが劣っているわけではなく、普通のことなのです。

出世できないとわかったら

では出世できない、あるいは望みが薄いと分かったらどうすればよいのでしょうか。

その答えは、「出世できないと判断した時点で取るべき行動がわかっていること」です。

これをわかっているか否かで、あなたの人生の充実度が変わってきます。

出世できないとわかった時点で考えるべきこと

ここからは、出世できないとわかった時点で考えるべきことを紹介していきます。

①昇格や昇進以外にモチベーションを見出す

当たり前のことのようですが、まずはこれです。

前述したように、部長や役員クラスまで出世できる人はごくわずかです。しかも運要素も含みます。

よっぽど自分は出世頭であると信じているごく一部の人を除き、そんな数%の確率に人生の半分近くの期間を賭けるのは、あまりに危険すぎます。

出世したら富と名声が得られるかもしれません。でも、富と言っても国内企業であれば一律重視の考え方が根強く、極端に給料が増えるとは限りません。家庭や自分の時間など、それ以上に犠牲にするものが多いはずです。

ですので、今の仕事の中でやりがいや得意なことを見つける、あるいは仕事が楽しくなる人間関係を構築するなど、ぜひ昇進や昇格意外のところでモチベーションを見出す努力をしてみてください。

②30~40代なら、転職もあり

そうは言っても、今の仕事に働きがいが見いだせない、あるいは今の人間関係に辟易している・・・という方は、転職を検討するのも有効です。

今の仕事で出世できないとわかり、かつ仕事にやりがいも感じていなければ、現職にしがみつく理由も薄くなってくると思います。

給与が下がる・・・という懸念はあると思いますが、転職の際に現職の給料を考慮してくれるところも多いですし、実力を発揮できれば今以上の収入が望めると思います。

家族がいて、引っ越しはちょっと・・・という方などは、以下のようにフルリモートで働ける会社を探してみるのもアリだと思います。

③副業にチャレンジしてみる

私が書いているこのブログもそうですが、副業にチャレンジしてみるのも有効な手段だと思います。

一朝一夕で稼ぎに繋がるものではないので、あくまで本業はキープするという前提ですが、スキマ時間で副業を始めてみるのも有益です。

大事なことは稼ぐことよりも、本業以外で「自分の居場所を見つけること」です。

それが本業以外にあれば、本業で昇進できなくても、上司に怒られても、人間関係がうまくいかなくても、自分の居場所に戻ることができます。

しょせん、昇進や昇格をモチベーションとしている人も、会社や仕事で認められることが自分の居場所になっているわけです。この”居場所”を副業などに移すことで、やりがいをそこに見出すことができます。

もしこれからブログを始めよう、という方がいらっしゃったら、ぜひこの本を読んでみてください!

マンガ調で読みやすく、非常に本質的なことが書いてあります。私もこの本を読んでブログを始めました。

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④趣味を見つける

これは非常にチープなことのように思えるかもしれませんが、仕事以外で趣味を見つけておくことも大事です。

私の場合はギターやドラムなどの楽器演奏です。残念ながら仲間が見つからず、、一人でスタジオに行って好きな音楽を掛けて独で演奏していたりますが、それでも楽しいですし、SNSやYoutubeなどを通じていつか仲間が見つかるかもしれないと勝手に希望を持ってやっています。

もちろん、副業=趣味 だったりすると一石二鳥ですが、そこは人それぞれなので無理に合わせる必要はないと思います。

まとめ;出世ができないことは普通のことなので、早めにその考えから抜け出しましょう

ここまで書いてきたとおり、「出世できないことは普通のこと」です。

ひと昔前はポストが余るほどあったので、ちょっとくらい出世するのは普通だったかもしれませんが、今の時代は違います。同期入社の数%しか部長や役員になれない世界です。

ぜひ、出世できないとわかったときのために、この記事で書いたような4つのことを、皆さんも今のうちから考えてみてください。

出世という価値観から脱出できたとき、きっとあなたの人生は豊かになります!

それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました。

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