ビジネスシーンで「教えてください」と言いたいときの伝え方!メールやチャットでの表現も解説します

仕事をしていると、さまざまなことを教えてもらわないと先に進めないことはよくあります。そんなとき、「教えてください」というフレーズをかっこよく、端的に伝えたい・・・という思いはありませんか?

現役サラリーマンかつマネージャーの筆者が、実際に現場で使われている言い方を解説します!

メール・チャットでの伝え方を中心に説明しますね。

「教えてください」の丁寧な言い方

まず、「教えてください」という言葉の丁寧な表現としては、以下のようなものがあります。

●ご教示ください
●ご教授ください

☆以下は、状況によって置き換えられる言葉

●ご回答ください
●ご意見お伺いさせてください

口頭ではなかなか使うことはないかもしれませんが、メールなどでは頻繁に使いますので覚えておいてください!

メールでの「教えてください」の伝え方

メールで教えを乞うときは、以下のような要領でメールを作成していってください。

①件名は「○○(聞きたいこと)について」などシンプルに

まず件名ですが、シンプルに聞きたいことを表現しましょう。~について、などだけでも結構です。

あまりに凝りすぎて長くなってしまうと、最初から相手の心象を損ねてしまいます。

②本文の最初には、教えてもらう相手への気遣いを

簡潔に自己紹介を終えたら、まず「お忙しい中恐縮ですが、1点教えてください」など、相手への気遣いを入れておくとお願いしやすくなります。加えて、〇点教えて・・・という言い方で、質問がいくつあるのかが最初にわかります。複数の質問がある場合は特に、相手がメールを読んでいくにつれ「まだ質問あるの・・・?」という気持ちを解消することができます。

③質問は、なるべくシンプルに

肝心の質問が長いと、読む方が嫌になってしまいますし、そもそも何が言いたいのかわからないと欲しい回答が来ないことになり、メールのやりとりの回数が増えます。そうすると相手の心象を悪くしてしまい、聞きたいことが聞けず相手をただ怒らせてしまった・・・ということになりかねません。

質問の内容・質問した背景、の2点を端的に記載しましょう。

④締めにもう一度丁寧にお願いする

質問を入力したら、メールの最後は「お手数をお掛けし申し訳ございませんが、上記につきご教示頂けますと幸いです」など、改めて相手を気遣いつつ、丁寧にお願いしましょう。やりすぎは禁物ですが、1回だけでなく2回相手を気遣うことで、相手の心象を良くできます。

もし、質問に回答してほしい期日があれば、合わせてここに記入しておきましょう。

「お手数をお掛けし申し訳ございませんが、上記につき〇月〇日までにご教示頂けますと幸いです」などと記載すると良いでしょう。

メール例文

ここまでの内容を踏まえ、例文を紹介します。

【件名】XXプロジェクトの○○の発注方法について

【本文】
△△株式会社 山田様

●●株式会社の田中です。
いつもお世話になっております。

お忙しい中恐縮ですが、2点教えて頂きたいことがございます。

まず、XXプロジェクトの○○の発注方法についてでございますが、
こちらは御社からお見積り受領後、発注させて頂くという段取りで間違いないでしょうか?
過去に請求書も必要だったというお話も弊社内にて伺っておりまして、
誤認のないように伺っている次第です。

また、2点目ですが、発注金額は先日頂いた仮見積もりから変更ございませんでしょうか?
もし変更がありましたら、大変お手数ですが〇月〇日までに、私までご連絡頂けますと幸甚です。

お手数をお掛けし申し訳ございませんが、上記2点につきご教示頂けますと幸いです。

上記はあくまで一例ですが、いろいろな場面で使える文面にしていますので、よかったらコピペして使ってみてくださいね!

チャットの場合

チャットの場合もメールと似ていますが、よりシンプルでOKです。

「お世話になっております。お忙しい中恐縮ですが、1点教えてください」

「XXプロジェクトの○○の発注方法ですが、御社からお見積り受領後、発注させて頂くという段取りで間違いないでしょうか?」

などを連投すればOKでしょう。チャットを使っている場合は、相手もシンプルな会話を求めている場合が多いので、メールの文章のように自己紹介や、締めの文などがあると重厚長大になり、逆に違和感を持たれてしまいます。

お礼を忘れずに!

これはメール・チャット・口頭に関わらず共通ですが、教えてもらったら必ずお礼を忘れないようにしてくださいね。

当たり前といえば当たり前のことかもしれませんが、忙しいビジネスシーンでは、ついついお礼を忘れがちです。

どんな些細な情報でも、あるいは質問した結果「わからない」という回答が来た場合でも、相手があなたに時間を割いてくれたことは間違いないので、必ずお礼はしましょう。それが信頼関係構築の地道な一歩につながります。

お礼をして損はしない!と断言できますので、必ずお礼をしてくださいね!

ま と め

ビジネスシーンにおける「教えてください」の言い方について解説しました。

この記事を読んで、明日からあなたの仕事に少しでもお力添えできれば幸いです。

それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました!

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