仕事選び、会社選びの際に軸となるのが「やりたいこと」。
やりたいことがわからない、見つからない・・・
あるいは、今の仕事のままでいいのか?と悩んでいる・・・
そんなあなたに読んで頂きたい記事です。
仕事選びや会社選びの際にまず考えること
仕事選び、会社選びの際に「やりたいこと」から考えると、うまくいかないことが多いです。
やりたいことが明確になっている人は、わざわざやりたいことを考えなくても、自分のやりたいことがわかっていて、そこに向けて行動を始めています。
逆に、やりたいことを考えるということは、その時点ではやりたいことがないことが多く、いくら考えても出てこないことがほとんどです。
では、何から考えたらいいのでしょうか。
それは、、
「ありたい姿」
です。
どういうことなのか、次の段落で解説していきます。
ありたい姿とは?
ありたい姿とは何か。
それは、自分がどうなりたいか、どういう人でありたいのか、ということです。
例えば、私であれば
・世の中にインパクトを与えられる仕事をしていたい
・普通のサラリーマンで終わらずに、人とは少し違う人生を歩みたい
・・・などです。
どうですか?これなら考えやすくないでしょうか?
もちろん、「大企業に入り安定した人生を送りたい」とか、
「大金持ちになって、世の中に名を轟かせたい」とかでもいいです。
口に出しては言えないようなことでも大丈夫です。
誰かに見られるわけではありませんから。
こんなことを考えていると引かれるんじゃないか・・・とか、
白い目で見られるんじゃないか・・・という縛りは忘れて、
とにかく“自分がどうありたいか、どうなりたいか?”だけを考えてください。
自己中心的な考えでもいいんです。
紙に書き出してみましょう
自分のありたい姿について考え始めたら、思いついたことをとにかく紙に書き出してみましょう。
私はA4の裏紙に書くのが好きなので、会社選びの際はだいたい4〜5枚が埋まるくらい、書いていました。
もちろん、紙じゃなくても、パソコンでwordなどに書いてもいいですし、スマホのメモに書いてもいいです。
自分のやりやすい方法で書き出せばよいです。
外出中に思いついたときにすぐ追記するため、最近私はスマホのメモを使っています。
ありたい姿を実現するための手段を考える
ありたい姿をある程度書き出したら、次はそれを実現するための手段を考えましょう。
例えば、私の場合ですと
・世の中にインパクトを与えられる仕事をしていたい
⇒グローバルな大企業に入って世界を相手に仕事をしよう!
・普通のサラリーマンで終わらずに、人とは少し違う人生を歩みたい
⇒ブログで自分の経験を書いて、いろんな人の悩みを解決しよう!
・・・などです。
もちろん、手段はひとつではありません。
ありたい姿に近づくために、なるべく現実的な手段を考えればよいですし、
たとえひとつの手段が失敗しても、次の手段を考えればよいのです。
私の例で言う、世の中にインパクトを与える仕事は別に大企業でなくても実現できます。
起業してもいいですし、成長しそうなスタートアップに入ってもいいです。
タレントやミュージシャンになっても実現できるでしょう。
ただ私の場合は、大学に行っておりそこから大企業には比較的入りやすかったので、上記の手段を取ったまでです。
もちろん、大企業に入ったからと言って必ずしも世の中にインパクトを与える仕事ができるわけではありません。
私の場合も、入社してしばらくはそういった仕事はできませんでした。
ですが、自分のありたい姿が明確になっていたから、計画的に異動希望や、将来の姿を上司に伝えることができており、
結果的に今はやりたかった仕事ができています。
今の会社でそういう仕事ができそうになければ、見切りをつけて転職もありでしょう。
その時も、ありたい姿がはっきりしていれば、転職サイトでの会社選びもスムーズにできると思います。
どうしてもありたい姿が見つからないとき
それでもどうしても、ありたい姿が見つからない時は、自分のスタンスと合いそうな会社を探すのも手です。
もちろん、時間的・金銭的に余裕があれば、自分探しの旅に出るのもいいですが、
そんな余裕がない人がほとんどだと思います。
やりたいことがわからない、ありたい姿も一つも出てこない・・・でも、働かないといけない。
そんな状況にいる場合、自分のスタンス、例えば
・プライベート優先したいので、定時であがりたい
・土日は絶対に休みたい
・子供優先の生活を送りたい
そういった観点で会社や仕事選びをするのもひとつの方法です。
まとめ:やりたいことよりもまず「ありたい姿」を
就活や転職、あるいは今の仕事がつまらない・・・と感じている方は、まず自分のありたい姿を考えましょう。
そうすれば、自ずと自分の進むべき道が見えてきます。
いつ考え始めても遅すぎるということはありませんので、
少しでも会社選びや仕事選びに悩んだら、ぜひありたい姿を考えてみてくださいね。
それでは、最後までお読み取り頂き、ありがとうございました。