潰瘍性大腸炎患者がコロナワクチン2回目を接種した記録。副反応の様子もお伝えします

先日、「潰瘍性大腸炎患者がコロナワクチンを打っても大丈夫?」というタイトルで、潰瘍性大腸炎患者である筆者自身がコロナワクチン1回目を接種した体験談を記事にしましたが、今回、めでたく2回目の接種を終えられましたので、副反応も含めて経験を記事に残します。

※あくまで私個人の体験なので、ワクチン接種可否については皆さんのかかりつけ医に必ず確認してくださいね!

結論;潰瘍性大腸炎患者がコロナワクチン2回目を打ちましたが無事でした

まずは結論から。無事と言っても、副反応はしっかり出ましたが・・・。ですが、腹痛などはなく、排便状況もいつも通りでした。

私はペンタサとゼルヤンツを服用していますが、こちらもいつも通り服用できました。

コロナワクチンを打ってからの体調の変化など

私は職域接種ですので、前回同様モデルナ製のワクチンを接種しました。

接種前は薬の服用や食事も含め、いつも通りの生活を続けました。

接種当日

14:30ごろ ワクチン接種。注射時は先回同様、全く痛みなし。生物学的製剤の自己注射と比べたら、楽なもんです。

注射後は、そのまま会社で打合せや資料作成などを実施。この日はたまたまオフィス間の移動が多く、1万歩近く歩きました。。

ちなみに接種後に同僚に「ポカリを飲むと副反応が少ないらしい」という都市伝説を聞き、慌ててポカリを買い込み、この日だけで500mlを4本いただきました。笑

20:00ごろ 業務終了して帰宅。この時間になってようやく、接種した左腕の痛みと、少しの倦怠感、そして太ももがやや筋肉痛になりました。太ももの筋肉痛は、前日にジョギングしたせいだと思います。

この日は24時に就寝しましたが、特に症状に変化はなく、ぐっすり眠れました。

接種翌日

8:00ごろ 起床。左腕が明らかに昨晩より痛くなっており、腕を上げられない状態に。全身の倦怠感もひどくなっていました。37℃台前半の微熱あり。排便はいつも通り。

この日は終日在宅勤務にしていましたが、午前中は何とか仕事やweb会議をこなせました。

12:00ごろ 昼食をいただく。この日はあまり時間もなく、カップラーメン。。他の同僚たちは、もっと早くから高熱出たりしていたので、この時点では正直副反応なんて余裕だな、ポカリが効いたか!?などと高を括っていました。

13:00ごろ 悪寒がしてきました。この日は外気温35℃の猛暑でしたが、エアコン点けていると寒い寒い。真夏でしたがエアコン切った室内がちょうどいい体感でした。この辺から嫌な予感が。。

14:00ごろ 接種してからほぼ24時間が経過。ここから一気に熱が上がってきました。この時点で38.3℃。

まだしぶとく在宅勤務を続けましたが、頭があまり回らず、しんどくなってきました。

15:00ごろ ついに39℃台へ。私は平熱が35℃台なので、意識もうろうとしてしまいました。15:00からの会議も、急遽欠席。なるべく薬に頼りたくないという昭和な観念を抱いていましたが(毎日潰瘍性大腸炎の薬は飲んでるくせに・・・)、この時点で諦めて市販の総合感冒薬を服用しました。

17:30ごろ 2時間強、ソファで横になって意識を失っていましたが、このあたりでようやく少し楽になってきたので熱を測ってみると、37℃台まで快復していました。総合感冒薬様々です。仕事も再開できました。

20:00ごろ まだ37℃台。翌日には快復していたいという思いもあり、ここで総合感冒薬2回目を服用。まだまだ倦怠感があり、食欲はなかったので夕食はウィダーインゼリーのみ。。

22:00ごろ ついに36℃台まで快復。倦怠感も少し減りだんだん楽になってきました。ここで就寝。久々の高熱で、疲れていたのかすぐに眠れました。ありがたや。

接種翌々日

8:00ごろ 起床。完全に平熱に復活。左腕の痛みも引き、倦怠感もなし!排便はいつもより少ない感じ(前日あまり食べてないからと思われる)でした。

・・・ということで、副反応はここで完全に治まりました。この日以降も、普通に生活できています。

1回目の接種から通して、潰瘍性大腸炎そのものの症状には変化なし

1回目、2回目のモデルナ製ワクチン接種を通して、副反応はしっかり出ましたが、腹痛や排便の変化などはなく、潰瘍性大腸炎そのものの症状に変化は見られませんでした。

ワクチンを打つか迷っている方はぜひ接種を

ということで、冒頭にも結論を書きましたが、潰瘍性大腸炎患者がワクチンを打っても、潰瘍性大腸炎の症状自体には全く影響ありませんでしたので、もし接種を迷っている方は、ぜひ打つ方向でご検討してみてください。

もちろんかかりつけ医と相談してから、ということにはなると思いますが、素人考えではありますが、我々は基礎疾患もあり生物学的製剤などで免疫をコントロールしている人も多いと思うので、コロナ罹患時のリスクは健常者より大きいと勝手に想像しています。

あなた自身が罹患しないためにも、またあなたの周囲の人にうつさないためにも、ぜひワクチン接種をご検討ください!

ただし、特に2回目接種の当日や翌日は、仕事を可能な限り調整したほうがよさそうです。

この記事が、少しでも参考になれば幸いです。

それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました!

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