コロナ禍以降、圧倒的なスピードで浸透したリモートワーク。
望むと望まざるとに関わらずリモートワークに対応してきましたが、
コロナが落ち着きを取り戻しつつある今、改めてリモートワークのメリット・デメリットを考えてみたいと思います。
リモートワークを続行するべきか迷っておられる個人/法人の方や、
これからリモートワークを導入したいと考えている方、
働き方の自由度を上げ働き方改革を成功させたいと思っている方向けに
実体験をもとにメリデメおよびメリットを享受しつつ
デメリットを最小化する実践的な方法について解説していきます！
リモートワークのメリットとデメリット
ⅰ．時間や場所の制約なく働ける
ⅱ．一人で集中して仕事ができる
ⅲ．通勤時間がなくなり時間を有効活用できる
ⅳ．家事や育児をこなしながら仕事ができる
ⅴ．会社にいた時間ではなく、成果で評価が決まる
メリットが大きい一方で、デメリットもあります。
②ちょっとした雑談や相談ができず、ストレスやアウトプットの低下につながる
③自宅に自室など集中できる環境がないと困る
④仕事とプライベートの境目がなくなり、疲れてしまう
⑤部下の成果が見えづらくなる
ここからは、それぞれのデメリットの解決策について筆者の実体験を基に解説していきます。
リモートワークのデメリット解決策
①自由度や裁量が大きいぶん、仕事のペースがつかみづらい
家にいると誘惑が多く、ついつい仕事以外のことに気が行ってしまいがちですよね。
筆者の場合、一番の大敵は個人のスマホでした。
今は仕事をするときは必ずスマホを別の部屋に置いてから仕事をすることにしています。
ちなみに会社のスマホは電話がかかってくるので手元に置いていますが、会社のスマホには仕事に関係するアプリしか入れていないので、集中を妨げることはありません。
また、チャットやメール受信のポップアップ通知も集中を妨げる要因になります。
これをオフにするのも非常に有効でしたので、以下記事をご覧いただきぜひオフにしてみてください。
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②ちょっとした雑談や相談ができず、ストレスやアウトプットの低下につながる
リモートワークをしているときに最も多く聞く困りごとが「雑談ができない」ことです。
会社にみんなでいれば、ちょっとした相談をして仕事の進め方が明確になったり、雑談をしてストレス解消になったりしますよね。
ちょっとした相談や雑談のために電話をかけるのは気が引ける、という方も多いと思いますので、
チームメンバーなどの少人数の単位でteamsやslackなどのチャットアプリで「雑談・相談チャネル」を作ることをオススメします。
気軽にどんなことでも投稿できる場所があるだけでも気が楽になりますし、うまくみんなが活用できればリアルで対面しているのと同じくらいの感覚で相談ができます。
ポイントは、10人くらいの少人数でチームを作ることです。どんなに多くても20人以内にしておきましょう。
それ以上の人数になるとどうしても発言しづらくなってしまいます。
③自宅に自室など集中できる環境がないと困る
自分一人だけの部屋がある人はいいですが、そうでないと在宅勤務の際は困ってしまいますよね。
自分だけの部屋、とまではいかなくても、仕事の時は家族に干渉されないスペースを確立できるよう、家族と相談してみるのも手です。
筆者は幸いにも自分だけの部屋があるので問題ありませんが、筆者の周りには自室がないので日中は子供部屋を仕事で使っている人もいます。
あるいは、自宅近くのコワーキングスペースやカフェを利用するのもオススメです。
多少なりともお金がかかるので毎日利用、というわけにはいかないかもしれませんが、月に数回程度の頻度であればぜひ利用してみましょう！
リモートにオススメの場所とメリデメを以下記事にまとめていますので、ぜひお読み取り頂けたらと思います。
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④仕事とプライベートの境目がなくなり、疲れてしまう
これも多く聞く悩みです。
ここは①で紹介した「個人のスマホを別の部屋に置いておく」という方法と逆で、
仕事をしないと決めた時間は「会社のPCやスマホを別部屋に置いておく」ことをオススメします。
スマホやPCに通知が来ても気づかない場所に置いておきましょう。
また、Outlookのスケジューラなどを使っている方は、勤務時間とそうでない時間を明確にスケジュールに入れておくのも手です。
例えば毎日19時以降は「×」などの予定を予め入力しておきましょう。
あなたのスケジュールを見た人が、今は勤務時間外なんだなと分かってくれるはずです。
もしそれでも勤務を強要してくる人がいる環境でしたら、それは法律違反にも抵触する可能性があるので然るべき機関に相談してみましょう。
⑤部下の成果が見えづらくなる
これはマネジメントの方から多く聞く悩みですが、リモートワークになって部下の働きぶりが見えづらくなるというものです。
ですが、よく考えてみてください。
会社にいても、長く席に座っているからといって必ずしも成果を挙げているとは限りません。
逆に、定時できっちり帰る人が成果を出していないかというとそんなこともありません。
リモートワーク下で部下の成果を測るためには、まずは成果物を明確にするところから始めてみましょう。
そうすると上司であるあなた自身も部下の評価がしやすくなりますし、部下からしても評価結果に対して納得感が得られます。
成果物を明確にすることについては、以下記事で解説していますので目を通してみてください。
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まとめ
この記事では、リモートワークのメリデメと、デメリットの解決策について解説してきました。
リモートワークは物理面・精神面ともにメリットも大きいですので、デメリットを解消しながら多くの方に嬉しさを感じていただきたいと思っています。
リモートワーク関係の記事もいくつか書いていますので、ぜひお読み取り頂けたらと思います。
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それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました。
