「Teamsで2つの会議に同時に参加したい!」
特に忙しいビジネスパーソンや、職務の特性上打合せが多い方など、そう思ったことがある方は多いと思います。
Teamsで複数会議に同時参加することはできるのでしょうか?
結論から申し上げますと、できます。
ただし、2つ以上のデバイス(PC or スマホ or タブレット)があり、それぞれがTeamsに接続できることが条件になります。
1デバイスでも複数会議に参加できますが、いずれかの会議のあなたのアイコンが「保留中」という表記になり、1つの会議しか音声も聞くことができず画面も見られませんし、発言もできません。
詳細をこれから述べていきます。
Teamsで複数会議に同時に参加する方法
冒頭でも申し上げた通り、Teamsで複数会議に同時に参加するための条件は「PCまたはスマホ・タブレットなどのデバイスが2つ以上あること」になります。
PC1台だけで、あるいはスマホ1台のみで2つ以上の会議に「きちんと」参加することはできません。
「きちんと」というのは、デバイス1台だけで複数会議に出ることもできますが、最初に参加していた方の会議でのあなたのアイコンが「保留中」という表示になるため、今現在別会議に出ていることが他の参加者にわかってしまいます。。
しかも、画像や音声はどれか1つの会議のものしか見ることができません。
もちろん場合によっては保留中でも問題ないこともあるかと思いますので、そのときはデバイス1台で複数会議に出て頂いてOKです。その方法についてはこの記事の下のほうで解説します。
2つのデバイスで複数会議に同時参加する方法
方法は非常にシンプルで「それぞれのデバイスから別会議に参加する」だけです。
という心配の声が聞こえてきそうですが、問題ありません。
それぞれの音声が干渉することもありませんし、画面共有などもそれぞれに対してできます。
会議チャットなどもそれぞれの会議で別々にできます。
1デバイスで複数会議に参加する場合
こちらも方法は単純で、ある会議に参加中している状態で別会議の参加ボタンをクリックするだけです。
すると以下のように元々参加していた会議は「保留中」と表示されるようになり、「再開」をクリックすると再びこの会議に復帰できます。
(復帰すると、それまで参加していた別会議が「保留中」となります)
複数会議に同時に参加するときの注意点
言わずもがなですが、複数会議に同時参加する場合は以下の点に注意が必要です。
●マイクのミュートに注意。両方のデバイスでONだったり、
間違った方をONにしてしまうと別会議に出ていることが全員にバレる
●どちらかの会議で話しかけられたときの対処法を決めておくこと
●2つの別々の話題に同時についていくのは、意外と難しい。。
特にマイクのON/OFFに気をつけることと、話しかけられたときの対応については慎重に考えておきましょう。
2つ同時に話についていくことがなかなか難しい・・・という方は、この後解説する「レコーディング機能」も活用してみてください。
会議を録画する方法
ここまで述べてきたように、2つ以上に会議に同時に参加しても、それぞれの話についていくことは非常に難しいです。。
少なくとも筆者はついていけません。笑
そこで筆者もよく使うのが、会議の録画機能です。
オフィシャルに録画する方法と、アンダーグラウンドに録画する方法を紹介します。
当然、前者で録画いただくことをオススメします。。
①Teamsのレコーディング機能を使う
会議中に、上のバーの3点リーダー「その他」をクリックして、「レコーディングを開始」をクリックしてください。
すると会議参加者全員に「レコーディングが開始されました」という通知が行き、会議の内容を画像・音声ともに録画することができます。
ちなみに誰がレコーディングを開始したかは他の参加者にはわかりませんのでご安心ください。
「レコーディングを停止」もしくは会議参加者が全員退出するとレコーディングが終了し、会議のチャットにしばらくしてから録画データのリンク先が送られてきます。
レコーディングデータの送付には会議の長さにもよりますが、数分~数十分かかります。
②Windowsの画面録画機能を使う
こちらは参加者に録画していることを知られずに、会議の音声を録画する方法です。
オフィシャルな方法ではないので録画データの取り扱いには十分留意ください。
やり方は非常に簡単で、Teamsを立ち上げた状態で「Windowsキー + G」を押して、
以下の「録画を開始」ボタンを押すだけです。
するとあなたのPCに写っている画面の画像、音声がそのまま動画として保存されます。
保存先はCドライブのPC→ビデオ の中の「キャプチャ」というフォルダになります。
(ご自身で保存先を変更することもできます)
まとめ
この記事では、Teamsで複数会議に同時する方法や、会議を録画しておいて後で見る方法について解説してきました。
もっともっとTeamsを使いこなすために、以下のような記事もアップしていますのでぜひご参考にしてください!
Teamsに代表される、チャットベースのコミュニケーションツールを職場で使っている人や、これから使おうとしている人も多いと思います。みんな使い始めたけど、メンションの仕方がイマイチわからない、、使いどころは?という疑問や、目上の方[…]
数年前までビジネスでのコミュニケーションツールの中心だったメール。今や、コミュニケーションツールといえばビジネスでもプライベートでも、チャットが主流になっています。ですが、ビジネスシーンではまだまだメールも健在。結局メールとチャッ[…]
Teamsで自分が送った"いいね!"って取り消せるの?簡単に取り消せますよ!では、実際にそのやり方を見ていきましょう。この記事を読んだらわかること【この記事を読んだらわかること】●Teamsでのいいね![…]
新しい企画を考えろって言われたけど・・・どの案がいいか迷います。。Teamsで、ぱぱっとアンケートを取ってみたらどうですか?でも、何か難しそう・・・大丈夫!パソコン初心者の方でも簡単にすぐアンケートが[…]
LINEのように、Teamsでも既読/未読が確認できたらいいのに・・・と思っている人は少なくないと思います。実は、Teamsでも既読or未読を確認する方法があるんです!その方法をこれから紹介していきます。併せて、「[…]
それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました。