この記事を読んだらわかること
●Teams会議で動画やPCの音声を参加者に共有する方法
●音声が出ない!という場合の対処法
●音声共有の事前テスト練習は大事
Teams会議で動画やPCの音声を参加者に共有する方法
Teams会議で動画やPCの音声を参加者に共有する方法はとても簡単です。
・・・とその前に、Teamsで資料や動画を共有する方法についてまずは解説します。
画面を共有するには、Teams会議の画面の右上の「共有」ボタンをクリックします。
すると以下のようなウィンドウズが出てきますので、「画面」をクリックします。
するとあなたのPCの画面がそのまま会議の参加者に共有されます。
動画やPCの音声を参加者に共有する方法
では、動画やPCの音声を参加者に共有するにはどうしたらよいのでしょうか。
その方法は非常に簡単です。
先ほどと同様、会議中に右上の「共有」をクリックします。
すると出てくる画面で「コンピューター サウンドを含む」のトグルスイッチをオンにします。
すると以下のようにスイッチが右に動き色が変わります。
この状態で”画面”を選んで画面共有をします。
すると、あなたのPCで流れている音が全て参加者全員に共有できます。
あとは動画をあなたのPCで再生していただければ、参加者全員に動画の音声が聞こえます。
もちろん動画以外の音声も流れます。あなたのPCから発せられる音がそのまま共有されます。
音声が出ない!という場合の対処法
画面共有中にマウスカーソルを上のほうに持っていくと、以下のような共有用のメニューバーが表示されます。
そのメニューバーの「発表を停止」の左隣にあるボタンをクリックすると音が出ます。
また、それでも音が出ない場合は、冷静に以下のことを試してみましょう。
・一度共有を解除してスイッチを確認し再度共有
・PCの音量がゼロになっていないか確認(そもそもあなたに聞こえている?)
・それでもダメな場合は一度退場→再度会議に参加
こういった時に慌てないためにも、会議前の確認は必須です!
音声共有の事前テスト練習は大事
初めての音声共有を行う場合は、会議前に音声テストをしておくことが大切です。
初心者であれば会議の1時間前、遅くとも30分前にはテストしておくと焦らずに済みます。
事前テストには自分以外にもう一人の協力が必要です。
社内の同僚や友人など、気軽にお願いできる人に時間を取ってもらって、事前テストしましょう。
うまくいけば10分もあれば終わります。
やり方は、協力してくれる人と2人のTeams会議を設定→上記の方法に従って音声を共有し、相手が聞こえるか確認 というシンプルなものです。
実際に会議本番で共有しようとしている動画などがあれば、それを使ってテストするのがベストです。
それが無くても、Youtubeなどの動画を流すだけでも十分かと思います。
通信環境には要注意
通信環境には注意してください。
動画の共有は、重たいので電波が良くないとうまく動作しない場合があります。
有線LANであれば問題ないですが、Wi-Fiなど無線を利用している環境の場合、電波が悪いと動画が乱れたり音声が飛び飛びになったりすることがあります。
スマホでテザリングする場合は、スマホの電波がいい所を選びましょう。
そういった意味でも、極力会議本番の環境を再現(自宅なら自宅、会議室ならその会議室で実施)することをオススメします!
また、少しでも通信負担を下げるために動画共有中はカメラOFFすることも推奨します。
共有中はサブモニターがあるとよい
これは動画共有に限った話ではありませんが、共有する際はPCの画面が一つだと不便なことが多いです。
会議出席者からチャットが来ても気づけませんし、出席者一覧も見えないので誰が参加しているかもわかりません。。
ぜひ、サブモニター・サブディスプレイがあれば、つないだ状態で画面共有することをオススメします。
共有する画面は動画や共有資料のみを表示し、共有されていないもう一方の画面でTeams会議の出席者やチャットが見られる状態にしておきましょう。
まとめ
これまで解説してきたように、動画の音声共有自体は非常に簡単にできます。
しかし、ぶっつけ本番だとトラブルが起こったときに焦ってしまうので、事前の音声共有テストを行い、実際の操作やトラブルシューティングに慣れておくことを推奨します。
事前テストはできる限り本番に近い状況(場所、有線/無線)を再現した状態で行うのがよいでしょう。
また、画面共有時は2画面(サブモニター)があると非常に便利なので、2画面に表示できる環境にある方は、ぜひ予め接続した状態でどちらかの画面を共有し、もう一方の画面でTeams会議の画面(出席者やチャットが見られる画面)を写しておきましょう。
それでは、最後までお読み取りいただきありがとうございました。