メール返信の際、件名のRE:やFW:はどうしたらいい?ビジネスメールの基本について現役サラリーマンが解説!

仕事でメールをすると、必ず目にする「RE:」や「FW:」の文字。メールに返信をしたり、転送をすると件名にこの文字が自動的に追加されるようになっています。

この文字はそのまま残していいの?それとも消さないといけないの??と迷っているあなたに、現役サラリーマンがビジネスメールの基本をお伝えします!

結論:メール件名の「RE:」や「FW:」はそのまま残すべき

メール件名についている「RE:」や「FW:」はそのまま残しましょう。

ひと昔前は、この文字は消すのがマナーだという説も流布していましたが、これは間違いです。残しても失礼にはあたりませんので、遠慮なく(?)残しましょう!

残したほうがいい理由は以下の通りです。

理由①:ソート(整理)しやすい

メールソフトは、「RE:」や「FW:」がついていても、その後に続くタイトルが同じなら、”関連メール”として認識してくれます。

すなわち、「XXプロジェクトの件」というタイトルと、「RE:XXプロジェクトの件」というタイトルのメールは、関連メールとしっかり認識してくれます。そうするとメールソフトで「件名で整理」「件名でソート」などを選ぶと、一連のやりとりメールが縦に連続して並ぶため、あとで会話を追う時や、「このやりとりの中で添付ファイルがどこかのメールに付いていたんだけど、どのメールだっけ?」というときに、件名でぱっとソートして見つけることができます。

これ、ビジネスシーンではよく使う手段です。とっても便利なので私も重宝しています。

一方、わざわざメール件名を「(ご返信)XXプロジェクトの件」などと打ち換えてしまうと、上記のソートができず、ものすごく不便な思いをします。。

打ち換える手間もかかりますし、メール受信者に迷惑もかかりますし、いいことないですよね。

理由②:件名で、どの案件かすぐにわかる

「RE:XXプロジェクトの件」と入っていれば、”あ、XXプロジェクトの件か”とすぐにわかります。

一方、ご丁寧に「先ほどの件の返信」などと書き換えてしまうと、何の件だったかわかりにくくなってしまいます。

メールは件名ですぐにどの件かわかるようにしておくのが鉄則なので、件名は触らないように注意しましょう!

件名は悩まずそのままに!

これまで解説してきたように、ビジネスメールの件名は悩まずそのまま、ノータッチがベストです。

わざわざ書き換えるとあなたの手間も増えますし、受け取る側にも迷惑がかかります。

繰り返しになりますが、件名の「RE:」や「FW:」はそのままにしておいても全く失礼にはあたりませんので心配ご無用です!もし、残しておいたら失礼だという方が周囲にいたら、「メール 返信 件名」などでググってみてください。この記事含め、たくさんの関連記事が見つかりますので、その方に教えてあげてくださいね!

RE: RE: RE: ・・・や、FW: RE: RE: ・・・など、RE:やFW:が連続する場合

メールソフトによっては、RE: RE: RE: ・・・と返信記号や転送記号が連続してしまうことがあります。

何度も同じ件名のメールをやりとりしていると起こりがちですが、この場合のみ、返信記号を減らしても良いです。

すなわち、「RE: RE: RE: XXプロジェクトの件」という件名になっていたら、RE:を1つだけ残し「RE: XXプロジェクトの件」と編集してもOKです。

理由としては、RE: RE: RE: ・・・と返信記号や転送記号が連続していると、肝心の元々の件名が表示されない、あるいは途中で切れてしまい、これまた何の件だったかわかりにくくなってしまうからです。

件名のマナーはわかったけど、メール本文や宛先の設定は?

件名に付く記号ついてのお悩みはこれで解決したでしょうか?

メールの本文の書き方や宛先の設定についても知りたい!という方は、以下記事を見てみてください!

宛先の入れ方、To/cc/bccの違いや、本文の段落ごとの書き方について解説しています。

関連記事

こんにちは、なかみなとです。仕事でのメールの書き方で困っていませんか?プライベートでのメールと違い、書き出しや締め方、宛名の書き方、件名の入力など、いろいろ気を遣うポイントが多くありますよね。メールはビジネスにおい[…]

また、そもそもビジネスメールって何?メリットは?という方向けに、以下記事も書いてみましたので、こちらもよかったら読んでみてくださいね。

こちらもどうぞ

こんにちは、なかみなとです。仕事で当たり前のように使っているメールですが、その役割や位置づけ、電話やチャットとの違いなど、改めて振り返ることでもっとメールを有効活用できたらいいなと思い、以下に私なりの考えをまとめてみました。[…]

ま と め

メール件名につく「RE:」や「FW:」などの返信・転送記号の扱い方について解説しました。

返信や転送の際、もうこれで件名について悩むことはなくなったと思います。

こうした知識を一つずつ活用して、仕事を時短してくださいね!

では、最後までお読み取りいただきありがとうございました。

最新情報をチェックしよう!